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少年犯罪と「厳罰化」

 このたびの少年法改正で、少年に対して科される有期刑の上限が20年にまで引き上げられた。

(参考) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140509-00000003-wordleaf-soci&p=1

 これを「厳罰化」と呼ぶか「適正化」と呼ぶかはともかくとして、この背景にあるのは、いうまでもなく、重大な犯罪を犯した少年にはそれに見合った重い刑を科するべきだという考え方である。 

 しかしここで注意しなければならないのは、「少年の人権を尊重すべき」とか「厳罰で犯罪は防げない」とか「処罰よりも健全な育成こそが重要」とかいう抽象的な反論ではなく、もっと直接的な問題として、凶悪犯罪を行った少年も、死刑や無期刑になる場合を除き、いつかは必ず社会に戻ってくるということである。 

 たとえば17歳や18歳の少年が、その成長期に、(仮釈放がないとして)15年や20年の間、刑務所でずっと過ごすとしたら、果たしてどのような人間に育つであろうか。そして、そのような人間が刑期を終えたあと、社会に戻ってくるのである。

 このような長期間の刑罰によって社会が受けるリスクというものも考えて制度を設計すべきであろう。

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