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派遣労働問題ふたたび

 ヒューコムエンジニアリングの出井社長のブログ「雇用維新」によれば、山梨日日新聞に「派遣法改正見送り」という記事が掲載されたそうである。

http://ameblo.jp/monozukuri-service/entry-11837496907.html

 それはそうと、先日の続き。

 労働者派遣はあくまで例外的な現象であって、広がるのは望ましくなく、可能な限り限定するべきだという思想があった。そして、この限定が次第に崩れて派遣労働者が拡大してきたのが規制緩和の流れだった。

 しかし私としては、労働者派遣がもはや例外ではなくなってしまっている現状からすれば、むしろ派遣労働者に対して現状のままで直接保護を及ぼし、正社員と比べて可能な限り不利益のないような扱いにする制度をこそ検討すべきではないかと思うのである。

「派遣労働者は簡単にクビを斬られるから、派遣は例外的な場合だけに限定して、
可能な限り正社員として採用せよ。派遣労働者も長期間勤務した場合は正社員に転換せよ」
というのが、派遣労働者の保護を求める論者の主な傾向であった。

 しかし、この主張は、「派遣労働者は簡単にクビを斬られる」(=だからこそ「可能な限り避けるべきだ」ということでもあるのだが)ということを当然の前提にして容認しているかのような主張でもある。

「派遣労働者でも簡単にクビを斬られない制度」こそ真っ先に検討すべき課題なのではないか。

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