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集団的自衛権と憲法(4)

 政府の憲法解釈を変更することで、集団的自衛権を行使できるようにするということは、いわゆる解釈改憲であるが、逆にいえば、憲法9条の条文そのものは改正されずに残るということである。

 安倍政権の公式見解としては、「憲法9条に違反して集団的自衛権を行使しても良い」と言っているわけではなく、「集団的自衛権を行使しても(一定の前提条件つきで?)憲法9条に反しない」ということであろう。

 そのような憲法解釈の変更はおかしいという立場からすれば、「どうしても集団的自衛権を行使したいのであれば、ちゃんとした議論と手続をふんで、憲法を改正するのが筋だ」ということになる。 

 しかし、ここでシニカルな言い方をすれば、いわゆる護憲派の立場からみても、「仮に、どう転んでも政府の集団的自衛権行使を阻止できないのだとすれば、憲法9条が改正されずに残るぶんだけ、解釈改憲の方が、本当の改憲よりもマシだ」という考え方がありうるかも知れない。9条が残っていれば、一応は何らかの歯止めにはなりうるからである。(私自身の9条改正の是非についての考え方は、また別な機会に説明したい。)

 

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