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「ブラック企業」という概念のあやふささ

 就職支援会社「ディスコ」が、就職活動中の学生と主要企業の採用担当者を対象に、「部ダック企業についての考え」に関するアンケート調査を行って公表した。

http://www.disc.co.jp/pressrelease/detail/bk2014-1794.htm

  この中で、「ブラック企業だと思う条件」についても、「残業代が支払われない」「労働条件が過酷である」「離職率が高い」「給与金額が低すぎる」等の多くの選択肢を提示して選ばせている。

 私にいわせるなら、「ブラック企業」という客観的な性質や集団が存在しているわけではなく、本来は劣悪で違法jな労働環境・労働条件で労働者がこき使われるような企業を揶揄・非難する言葉だったはずだが、「労働時間が〇〇時間以上になればブラック企業」というような明解な定義や境界線があるわけでもない。ブラック企業という用語が一般に使われるようになればなるほど、その範囲もあやふやになっていく。

 しかも「ブラック」という言い方は、あたかもこの世に白い色と黒い色が存在するように、「ホワイトがあるならブラックがあっても良い(やむを得ない)」といわんばかりに、まるで存在自体は一応容認するようなニュアンスもかもしだす。

 本当に重大な問題のある企業は、「ブラック企業」ではなく「違法労働企業」「過酷労働環境企業」とでもいうように、基本的に否定的な用語で呼ぶべきであろう。

 

 

 

 

 

 

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