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「今年の新入生のタイプ」の無意味さ

 経営コンサルタントの横山信弘氏が、「いい加減やめてもらいたい『新入社員のタイプ』発表・・・今年は『自動ブレーキ型』」という記事を書いている。

 何のことかというと、日本生産性本部が毎年発表している「新入社員のタイプ」のことである。ご存じのとおり、日本生産性本部は、毎年の新入社員の特徴を何かに例えて「〇〇タイプ」として発表している。過去には「カーリング型」「エコバッグ型」「ロボット掃除機型」などというのがあったが、今年は「自動ブレーキ型」なのだそうで、「知識豊富で敏感。就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に活動を終了。何事も安全運転の傾向がある。人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足との声も。どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要。」としている。

http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001406.html

 これについて横山氏は、「その年に流行した商品や、時代を象徴するような事物を取り上げて「こじつけ」ているだけです。」「こんな偏った決めつけをして、何の意味があるのでしょう。 」と批判しているのだが、まったく同感である。

 時代と共に傾向の変化のようなものはあるだろうが、年度ごとにぶった切ってタイプ分けをすることに意味があるわけではない。実際にはそれぞれの企業で新入社員一人一人の性質を見て対応するしかないのである。「今年の新入社員は〇〇型だから、こうしよう」などという発想は有害無益である。

 めくじら立てず単なるお遊び・シャレだと思えば良いのかも知れないが、日本生産性本部は遊び心をもった私企業ではなく、公益財団法人である。公益財団法人が大まじめにやるような行為ではない。

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