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憲法では9条が一番大切なのか?他は二の次か?

先月のことだが、このような記事があった:「岡田代表 改憲論議、条件付きで容認も 9条以外で」。民進党の岡田は、憲法改正については、9条以外の条文についての改正であれば議論に応じるという。

蓮舫もこれと似たようなニュアンスのことを言っていたが、どうやら民進党の幹部たちは、憲法では9条が最も重要な条文で、他は二の次だと考えているようである。

それでは、たとえば13条(個人の尊重)、14条(平等原則)、18条(奴隷禁止)、21条(表現の自由)、36条(拷問禁止)などは、9条よりも重要度が劣るから、改正の協議に応じても良いということだろうか?

まともに考えてみれば、戦力の保持禁止についての改正よりも、奴隷禁止や拷問禁止の条項を改正する方がよほど問題であり恐ろしいことである。軍隊はないが奴隷制や拷問がある国よりは、軍隊はあるが奴隷制や拷問がない国の方がはるかに恐ろしいことは、常識的に考えればすぐわかるはずではないのか。

憲法9条至上主義とでもいうのか、「憲法では9条こそが最も大切で守らなければならない条文であり、他はそれよりは重要度が劣る」というような感覚は、おそらく民進党幹部だけでなく、多くの(いわゆる改憲派でない)人々が共有しているのかも知れない。

これは、「憲法といえば9条」という意識が蔓延していて、憲法改正論議も9条のことばかりを議論してきたという日本社会の風潮に原因があるのだろう。

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