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「リベラル」の悲鳴など誰にも聞こえない・・・(2)

都知事選挙のとき、小池百合子について、「日本会議」に属しているだの、軍備増強に肯定的だのという批判がネットで出回っていた。
(リテラの記事参照。http://lite-ra.com/2016/07/post-2438.html
しかし身も蓋もない言い方になるが、おそらく有権者の多くは、そんなことはどうでもいいとしか思っていなかったのだろう。
「日本会議」と聞いても、多くの人間はそもそも知らないか、知っていても「ああ、右寄りの政治家や文化人の集まりね」くらいの反応だろうし、「軍備増強」も「そういう考えもあっていいんじゃないの」くらいしか感じないのではないか。
「小池百合子は右派だ、右寄りだ」といったところで、みんな「それがどうかしたのか?」としか思わないであろう。

小池都知事を誕生させた大衆と、いわゆるリベラル派との間の絶望的?なギャップがここにある。

リベラル派は「右寄りだ」と叫ぶことによって相手に対するマイナスイメージを大衆に与えることができると思っているのだが、おそらく大衆自身はそうは考えていないだろう。要するに「右寄り」という言葉に対して抵抗感をあまり感じなくなっているのだ。
リベラル派の人々もそれがまったく理解できていないわけはないのだろうが、その「右寄りの大衆」が思ったより遙かに多かったということなのだろう。

リベラル派が、ただ単に思想信条を主張したいだけなら、大衆が右だろうと左だろうと意に介する必要はない。
「愚かな大衆には理解できていないのだ」と思えばそれで済む話である。

しかし選挙の場合はそうはいかない。リベラル派が国会の多数派なり都知事の職なりを狙うのであれば、ある程度以上の規模の大衆の支持をとりつけて浮動票を集めなければならないのであって、これはなかなか難題である。その大衆は、思ったよりも「右寄り」になっているのだから。

さて、リベラル派はどうすればいいのだろうか。
これはもちろんリベラル派の人々が自分で解決するべき課題であるが、敢えて私が言うならば、不本意かも知れないけれど「自分たちのどこが気にいらないのか」を教えてくれるように大衆に呼びかけてはどうだろうか。
レストランなどのサービス産業は、満足度や不満足度のアンケートを客に書いてもらうことがあるではないか。

もちろん大衆の判断が絶対に正しいとか、大衆の言うことを何でも聞くべきだというのではない。
「大衆が愚かだからこうなるのだ」と言いたい人もいるだろう。しかしまずは、愚かか賢いかは別として、大衆に教えを請うべきなのである。
レストランが顧客の不満足アンケートをやってみても、中には理不尽な要求や苦情を書く客も多々いるだろう。だが、まずは客が何を考えているのかを教えてもらわなければ、話は始まらないのである。

今、頭を下げなければならないのは、リベラル派の方なのだ。
まず大衆に頭を下げて、「なぜ自分たちを嫌うのですか、教えて下さい」と声をかけるべきではないか。
嫌われる理由を具体的に知って考えるところから、すべてが始まる。

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