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同一労働同一賃金について

非正規賃金、正社員の8割に=働き方改革、月内にも始動―政府

リンク先は時事通信の記事。同一労働同一賃金が政策的課題とされるようになってきたが、そもそもなぜ正社員と非正規社員との間で、同じ賃金であっても賃金の格差が生まれるのか。以下に書くのは、労働経済学的な分析でもなければ、労働法とか倫理観に基づくあるべき論というほどのものでもない、大雑把な感覚的文章であるが・・

「同一労働同一賃金」が貫かれるようにした場合、正社員と非正規社員の賃金格差を正当化するのが困難になるのはいうまでもない。
これについて「うちの職場では正社員の方が責任は重いのだから、同一労働であっても、正社員の賃金の方が高いのは当たり前だ」という人がいるかも知れない。しかし本当にその指摘が正しいのであれば、責任の内容が違うのだから、そもそも「同一労働」ではないということになる。責任の重い仕事をする者の方が賃金が高くなるのは、別におかしいことではないし、「同一労働同一賃金」に反するわけでもない。

問題は、責任も含めて職務の内容が同じ場合に、賃金に格差があるのはおかしいではないか、ということである。

別な視点に立ってみよう。正社員と非正規社員とでは、会社で働くことが期待される期間(年数)の長さに違いがあるということで、賃金の格差を正当化できるだろうか。
つまり「正社員の方が長期間会社で働くことが期待されるのだから、賃金が高くて良いはずだ」と考えることはできるだろうか。(ここでは、非正規社員は、半年とか1年の期間限定の労働契約であることを一応の前提とする。)

しかし、正社員は長期間雇用されることが前提になっているというのなら、むしろ、後先の雇用の保障がない非正規社員の方の賃金の方が高くなければバランスが取れないというか、スジが通らないのではないだろうか。

これには恐らく社会学的・経済学的観点からいろいろな説明ができるのだろうが、とりあえず今回はここまでにしておく。

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