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民進党に“期待”する人の2つのタイプが違いすぎる

「民進党とその支持者」でもちょっと触れたが、民進党の立ち位置というか有権者との関係について、ここで整理してみよう。

民進党をまったく無視とか排除している人は別として、今の時点で民進党に何らかの役割を“期待”している人は、大きく見て2つに分けられる。

(これらの人は、必ずしも「民進党支持者」とイコールではない。民進党について支持とか投票はしないとしても、一定の役割を果たすことを期待している人たちが現にいるからである。また、民進党に一定の期待をしている人が、厳しく民進党の現状を批判することがあっても、それは別に矛盾ではない。)

タイプ1:民進党に、自民党とあまり変わらない範囲内で具体的な政策の代替案を期待する人

タイプ2:民進党に、自民党(安倍政権)を“阻止”する機能を期待する人

タイプ1の論評は、ビジネスマンのよく読む雑誌・新聞に見られる。例としては、たとえば「ダイヤモンド」に掲載された山崎元氏の次の記事があげられるだろう。

一方、タイプ2の論評は、朝日新聞など“左”“リベラル”系のメディアによく見受けられる。
たとえば次のコラム。

タイプ1の人は、民進党がそれほど自民党と違わなくても構わない。極論すれば、民進党が自民党とまったく同じ思想・政策でも構わないという人さえいて不思議ではない。
「全く同じだったら違う政党として存在する意味がないではないか」と言われるかも知れないが、政策が同じでも、政権につく組織や人間が交代する可能性があるということは、為政者の腐敗や怠惰や停滞を防ぐ意味で効果があるのである。
このタイプの人は、ビジネスマンなどが多いだろう。

これに対してタイプ2の人は、民進党に、いわばかつての旧社会党のような役割を期待する。自民党が“改憲”“自衛隊・安保拡充”などの政策をするのを阻止してくれることが、第一義的な民進党の役割だと考えているわけだ。
このタイプの人は、具体的な政策調整ではなく「自民党政権の横暴の阻止」が主眼なので、市民運動などで町に出る人も多いと思われる。

このように、民進党に“期待”するものが(仮にあるとして)人によって大きく食い違っている。旧民主党が結党された時から元々こういう難点があることは誰もがわかっていたことであり、ずっとついて回るのであろう。
 

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