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日本会議ブーム?

このところ、「日本会議」に関する書籍が次々に出ている。「日本会議の研究」(菅野完)、「日本会議の正体」(青木理)、「日本会議 戦前回帰への情念」(山崎雅弘)などなどで、出版界はちょっとした日本会議ブームということだろうか。

私はどの本もまだ読んでいないし、「日本会議」というと、“伝統的保守”の強い傾向のある各界の人物が集まって、あとは、信念というより単に義理やおつきあいで参加したような政治家等が大勢加わった集団ではないかという程度の認識しかないので(現にそういう義理で名前だけ載せているような地方政治家の方を存じ上げている)、現時点では立ち入ったことは何も言えないのだが、今後、少しずつこの種の本を読んで研究してみようとは思う。

ただ一般論としていうと、結婚できない若者が増えて少子化が進み、その一方では、高齢化に伴って、介護問題がシャレにならないレベルに至り、もはや家族が介護で崩壊するのではないかという危機意識が広く共有されてきている現在では、大家族、親孝行、敬老・・・などをモットーとしてきたような「伝統保守」的な価値観を本気で貫徹させようとする政治家は、むしろ少なくなってきているのではないだろうか。

そう考えると、「日本会議」が“伝統回帰”的なスローガンを掲げて気勢を上げていたとしても、それがどこまで現実の政策に影響力を及ぼせるかどうかは疑問である。

あまりよく調べていない現段階で即断はできないが、現在の「日本会議」本ブーム(基本的に批判的なスタンスのものばかりだろう)は、かつては強かったが年老いて足腰の弱った相手を、年下の相手がボコボコ叩いているような感じなのではないかという気がしないでもない。
(以上は、まだこの種の本を読まない段階での抽象的な意見なので、今後、変わる可能性あり。)

なお日本会議に批判的な論者は、先の参院選や都知事選の結果をどう見ているのだろうか。日本会議の活動や謀略によって自民党などの“改憲勢力”が圧勝したと考えているのだろうか(特に小池百合子が日本会議の役職についていることを、都知事選の時に非常に問題視している人たちがいた。その問題意識は今はどうなっているのだろうか。まさに都政が日本会議に乗っ取られて戦前回帰をしようとしているというのだろうか。)

いずれにしても日本会議、そして日本における「保守思想」の行方については、じっくり腰を据えて論じてみるつもりである。

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