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野党共闘は単純な足し算にはならない

9月4日の記事になるが、東京新聞の試算によれば、次期衆議院選挙で野党4党が共闘して小選挙区で候補を統一すれば、議席が2倍になるという。

野党共闘、特に民進党と共産党の共闘や候補一本化が選挙に与える影響は、どのようなものだろうか。上記の東京新聞の記事のように、過去の総選挙のデータなどから、一本化すれば多くの選挙区で勝てるという試算もあるが、話はあまり単純ではないようにも思われる。

過去の選挙での共産党と民進党の得票の実績を足せば大体予想できそうにも感じられるが、共産党に比べて民進党の支持層は複雑かつ不安定であって、単純な足し算というわけにはいかないのではないだろうか。

民進党に投票する(投票した)層は、自民党に投票してもおかしくない層や、そこまでいかなくても共産党を嫌う層がかなり混ざっていると考えられる。このような層は、自民党と大きく違わない土俵での細かい政策議論を期待しているのであり、共産党との連携に対して拒絶反応を当然起こすだろう。さらにこの層には、いわゆる市民運動的なものに生理的に嫌悪感を抱く人もかなり混ざっていると思われ、そのような人たちは、市民運動団体が野党共闘を呼びかけることに反発するかも知れない。

このように考えてみると、民進党と共産党が連携した場合、上記のような層は逆に離反して、自民に投票とまではいかないまでも、行き場を失って棄権することも考えられる。野党共闘は、単純な足し算では済まず、逆に引き算になる可能性もあるということである。

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