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若者の与党びいき?

本日の朝日新聞の「耕論 」コーナーで、若い層の与党支持の傾向について取り上げている。

なぜ若い世代が従来よりも与党・自民党を支持する傾向になったか、その理由について論者が分析しているのだが、そこで挙げられているのは、たとえば①自民党のことばかり報道される、②今の若者が物心ついた頃に覚えている政権は、人気のあった小泉内閣だった、③民主党政権には、大震災や原発事故など、当時の政府の責任とはいえないものも含めてマイナスイメージがある、④現状にいちおう満足しているので現状維持のため与党支持になっている、などであった。

これらはいずれも間違ってはいないと思うが、物事は表と裏の両方の側から見ることができるのであって、反対に「なぜ中高年は若者よりも野党支持率が高いのか?」と問い直すこともできるだろう。そこをじっくり分析した記事があれば良いのだが。

世代的にいうと、1960年代や1970年代に若者だった世代は、そもそも「管理社会」というものが否定的なイメージで捉えられる環境で育った世代だと言えるだろう。反体制、管理社会からの脱出のような言説がメディアにあふれていたのである。
それに対して現在の若者は、「管理社会」以外の社会はおよそ想像がつかないのであって、むしろ「管理されない(してもらえない)ことの恐ろしさ」の方が身にしみるのではないだろうか。就職難や自然災害などで、「しっかり管理して守ってもらいたい」という意識がむしろ強いのだと思われる。

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