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百田尚樹のツィッターでの「在日外国人」についての発言

作家の百田尚樹が、千葉大学医学部の「集団レイプ事件」について、以下のような発言をツィッターで行った。

 “千葉大医学部の学生の「集団レイプ事件」の犯人たちの名前を、県警が公表せず。
犯人の学生たちは大物政治家の息子か、警察幹部の息子か、などと言われているが、私は在日外国人たちではないかという気がする。
 いずれにしても、凄腕の週刊誌記者たちなら、実名を暴くに違いないと思う
。”

 ネット上ではそれなりの反響(批判)を呼んでいるようだが、一般のメディアではこの発言が取り上げられたのは今のところ私は見ていない。

 この発言がいわゆる「ヘイト」にあたるのか、またツィッターの利用規約に抵触するのかどうかはとりあえず置いておくが、百田尚樹は、まずは犯人が「在日外国人」だと考えた理由を説明する責任があるだろう。

 犯人が政治家や警察幹部の息子ではないかと推測した人の場合は、その推測の理由は一応理解できる。警察が名前を発表せず、マスコミに出てこないので、それなりに警察やマスコミに圧力をかけられる人物である可能性を考えた人々がそれなりにいるということだろう。 

 では、百田が「犯人=在日外国人」ではないかと考えた理由は何なのだろうか。

 たとえば、犯人が本当に千葉大学医学部の学生だとして、千葉大学医学部の男子学生の70%とか80%とかが外国籍の学生だというなら、それは理解できる。犯人が外国人である可能性も70%や80%だといって良いからだ。それは単なる確率の問題である。

 しかし百田が言いたいのはそういうことではあるまい。

 百田の後のツィッターでの発言を見ると、「犯人の氏名が公表されないのは、外国人だからではないかと思った」ということらしい。
 それでは、どうして外国人の医学生だと氏名が公表されない(=日本人であれば氏名が公表される)と言えるのか、その点について、百田は自分の見解の根拠を説明するべきである。
 たとえば、千葉県警の上層部は外国人で占められているということなのだろうか(外国籍であれば警察官になれないはずだが・・・)あるいは、千葉県警に対して外国人のグループや外国政府が金銭などを供与して、氏名を公表しないよう働きかけているということだろうか。

 いずれにしても説得力がある理由は私には思いつかないが、百田には一般人の理解を超えたすばらしい根拠があるのかも知れないから、それを説明していただきたいものである。

 なお津田大介は、ツィッターが百田のアカウントを停止するべきだと主張しているようだが、それは - 津田の主観的意思がどうあれ - 臭い物に蓋をするような結果になるのであって、むしろ百田がそのように考えた理由について徹底的に説明を求め、議論の俎上にのせる方が妥当ではないだろうか。  

★実際には千葉県警は、他にも犯人がいて捜査情報が漏れるのを警戒しているとか、被害者の名誉にかかわることなどを理由に、公表していないと説明しているようだ。
 なお、そもそも被疑者段階でマスコミで氏名を公表して良いかどうかはまた別な議論である。

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