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NHK朝ドラの高視聴率

 日刊ゲンダイによれば、今年のテレビドラマ視聴率のトップ5は、1位が「あさが来た」で27.0%、2位が「とと姉ちゃん」の25.9%、3位「ドクターX」、4位が「べっぴんさん」、5位が「真田丸」で、5本中3本が朝ドラということである。

 朝ドラが高視聴率である理由について、このゲンダイの記事によれば、作家の松野大介のコメントとして、“物作り”を扱っていることが好評の理由ではないかという。「とと姉ちゃん」は雑誌(モデルは『暮らしの手帖』)作り、「べっぴんさん」は子ども服(『ファミリア』がモデル)作りで、さらに「あさが来た」もいろいろな事業を起こしているから広い意味では物作りと言えなくもない。

 ただ、朝ドラはもともと習慣的に視聴する人が多いので、ある程度は視聴率は相対的に高くて当たり前とはいえる。

 視聴率の話はともかくとして、「あさが来た」以降、朝ドラは3代続けて非現代ものというか、明治から昭和戦後まで時代はそれぞれ異なるが、過去の時代に仕事で活躍した実在の女性を扱った作品が続いている。

 戦前戦中とか明治とか、過去の時代を朝ドラで扱うのは、それなりのメリットがあると思う。何といっても日本の近現代史という大きな流れがあるので、ドラマ的にイベントを作りやすい。太平洋戦争とか、戦後の復興とか、それだけで一定の劇的な状況になるから、話を盛り上げやすいわけだ。今後もNHKがネタに困ったら、過去の時代に事業で活躍した女性を取り上げれば、それなりに見られる内容のものが作れてしまうのかも知れない。

 ところで朝ドラと言えば、私もいろいろな作品を見た思い出があるが、ここでは一つ、小学生の頃に放送していた「鳩子の海」という作品について触れておく。

 NHKアーカイブスのサイトでは:

 “広島原爆のショックで記憶を失い、美しい瀬戸内の港町に紛れ込んだ戦災孤児の少女が、さまざまな困難にもめげずに出生の証しを求め、明るく生きる姿を描く。
 人間の寄辺とするもの、故郷とは何なのかを考えさせた。
 おかっぱ頭の無邪気な鳩子の少女時代を演じた斎藤こず恵がお茶の間の人気者になった。
 鳩子の出生の秘密が明かされる終盤では視聴率が50%を超えた
。”

と、あらすじがまとめられている。
 放送は1974年~1975年、主人公の幼年時代を演じたのは斎藤こずえ、成人後は藤田美保子だった。
 作品の内容全体を覚えているわけではないが、印象に残っているのは、まず戦争末期から終戦直後を生き抜く鳩子の幼年時代の姿だった。そしてもう一つ記憶に残っている部分は、鳩子が大人になった後、1960年の岸内閣の時期の安保条約改定反対運動を劇中で取り上げていて、反対運動の実際の映像を使ったり、劇中でデモ隊の参加者が警官に追いまくられる描写があったりしたことである。話の流れや細かい点は覚えていないが、鳩子の周囲に安保反対運動に参加する人物たちがいたのだと思う。おそらく今だったらこういう描写はできないだろう。

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