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雑誌「プレジデント」の今と昔

 ご存知、「プレジデント」というビジネス雑誌がある。
 この雑誌は、30年くらい前、私が学生とか就職したての頃は、戦国時代や太平洋戦争などを題材にして”●●での決断““組織作り”“人材の活用”のような記事が多く、表紙も戦国大名や海軍大将の絵をやたらと乗せていた(ちなみに陸軍の将官はあまり表紙に出ていなかったような気がする。華々しいイメージがあまり無かったせいだろうか)。

 そんな「プレジデント」の表紙も記事も時代とともに代わっていき最近は「資料作り」「会社の数字」「相続」「老後」など、至って身のまわりの話題ばかりになってきた。このように長い間に雑誌の傾向が変わっていくことは別に珍しいことではないが、この変化の背景にある事情をいろいろ考察するのも面白いかも知れない。

 

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 ところで、「偏差値60強!超高学歴女子はなぜ生きづらいのか 」という記事が「プレジデントオンライン」に載っていた(筆者:日本総合研究所創発戦略センターESGアナリスト 小島明子)。
 内容は、有名大学卒で仕事に励む女性の仕事観、収入の実態、仕事と結婚・出産・育児の両立の悩みなどをデータを中心に紹介したものである。
(但しこの記事はプレジデントオンラインなので、紙媒体の雑誌の「プレジデント」の方にも掲載されたかどうかはわからない。)

 ところが「プレジデント」は、男女雇用機会均等法施行の年(1986年)には、この均等法に対して明確に否定的なニュアンスの特集「『女の時代』はどう恐ろしいか」というのを打ち出していた。
 1986年4月に出版されたこの号では、たとえば次のようなタイトルの記事が掲載されていたのである。

●「女の時代」はどう恐ろしいか――日本は弥生式文化の時代から女性上位なのである。この上、何が欲しいというのだ / 会田雄次 ; 諸井薫

●「女、男に似たるが故に尊からず――現代の女性は「女としてのプライド」を失っている。そこに重大な問題が / 渡部昇一

●「均等法」は企業の活力を削ぐ――法律を施行したぐらいで、女性社員は本当に働くようになるのか /

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000977074-00

 繰り返しになるが、時代と共に社会の意識も変わっていき、当然、雑誌も変わっていくわけである。

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