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一体なんのための労働時間短縮なのか?(いわゆるジタハラ)

4月5日の週刊朝日の記事で、

“「ジタハラ」なる言葉をご存じだろうか? 時短ハラスメント、つまり労働時間短縮にまつわるハラスメント(嫌がらせ)を指す新しい造語だ。多くの企業が時短に踏み切る昨今、ジタハラに苦しむ従業員の増加を懸念する声があがっている。”

として、労働時間削減が逆に働く者を苦しめるケースをとりあげていた。

「ジタハラ」という言葉が流行するかどうかはわからないが、電通の過労死事件で捜査の手が入ったあとの、最近の各企業の労働時間短縮の動きには、ただ単に会社にいる時間を機械的に短くさせれば良いかのような風潮が見受けられる。

労働時間が長いのは、たとえば取引先からの要求が厳しすぎるとか、社内の組織や業務音手順の仕組みが理由で各種調整業務に時間がかかるとか、それなりの理由があるわけで、まずはその根本的な原因を解明して取り組まなければ解決できない。

(もちろん、ただ単に何となく職場でダラダラ残っているとか、残業代を稼ぐために不要でも職場にいる時間を長くするとか、そういうのは論外であり、ここでは取り上げない。)

そういう根本的な取組をしないまま、電通などで過労死が問題になったからとにかく早く職場から追い出すとか、労働時間を機械的に削減すれば良いとか、そういう短絡的な動きをすると、業務量が変わらないまま、従来より短時間で結果を出すことが求められて心身の負荷が高くなったり、家に仕事を持ち帰ったり、いろいろなしわ寄せが出てくるのである。

労働時間を規制するのは、働く者の健康や、生活とのバランスを守るのが目的である。労働時間を短くすることそれ自体が目的なわけではないし、まして、短い時間で多い仕事をこなすことを目指しすぎて健康を害してしまうのでは、本末転倒ということになる

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