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「全国が単一の比例代表区だったら」等の議論にあまり意味がない件

 「仮に全国が単一の比例代表区だったら、自民の議席はもっと少なかったはずだ」とか「野党が一本化していれば、自民はもっと議席を減らしていたのに」という類いの議論がメディアなどで見受けられる。

参考1:ヒマなので全国が1区で完全比例代表制だったら各党の議席数が何議席になるか調べてみたら…

参考2:野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転 得票合算の試算

 しかしこの種の議論は、前提となるデータとして、実際の選挙の得票をそのまま使ったのでは、意味がないように思われる。

 たとえば「全国を単一の比例代表区として得票数を分配しなおしてみると、自民の議席はもっと少なくなる」という主張は、有権者の投票行動が同じであることを前提にしているわけで、ここで既に現実離れしているといえるだろう。

 現在の野党の得票の中には、「選挙区は自民に入れたが、バランスを考えて、比例では一応野党に入れた」というものもかなり含まれていると思われる。(その反対に「選挙区は野党に入れたが、比例では自民」という人は、極めて例外的にしか存在しないのではないか。)

 仮に全国が単一の比例区になったとしたら、1人1票ということになるだろうから、こういう「比例だけでも野党」の分の票がごっそり無くなることになり、逆に自民の得票数は上がると考えられる。

 一方、「野党が一本化していれば、自民はもっと議席を減らしていた」というのは、当たっている選挙区もあるだろうが、たとえば共産党と希望が一本化するなどというのは非現実的であり、また一本化した結果として逆に逃げる票というのも当然あるわけで、単純な足し算にはならない。
 また選挙区によっては、希望の候補が仮に存在しなかったとしたら、その候補に来たはずの票の一部が自民党候補にも流れる可能性があったはずである。

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